▼ごあいさつ
誰と誰が生き残って最期に顔を合わせるか
---遠藤周作との交友半世紀 安岡章太郎 ▼第一章「母なるもの」の世界
[母]〜体内を思わせる書斎の再現〜
遠藤周作と「母」 木崎さと子
[幼少年期]
少年周作のあとを追って 三好切子
[キリスト教との接点]
▼第二章 文学への目覚め
[学生時代]
デビューの頃の遠藤周作 大久保房男
生い立ちから文学の目覚め 三浦朱門
[フランス留学時代]
遠藤周作とフランス留学 生田美秋
▼第三章 成熟のとき〜文学的栄光と苦難〜
[芥川賞受賞のころ]
[作家活動]
[『沈黙』刊行]
『沈黙』の問いかけるもの 佐藤奉正
[流行作家の顔]
[歴史小説の展開]
遠藤周作の歴史小説について 高橋千劔破
[キリスト者として]
[「心あたたかな医療」を求めて]
<苦しみの連帯>について
---病気と遠藤周作 加藤宗哉
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▼第四章 遊びと交遊
[狐狸庵の世界]
遠藤周作のユーモアと話術 吉行淳之介
眠れ狐狸庵 阿川弘之
[樹座]北杜夫 平岩弓枝 秋野卓美 東敦子
林真理子 妹尾河童
[宇宙棋院]
[交遊関係]
▼第五章 到達の地〜救いの世界〜
[チャームンダーとの出会い]
[『深い河』の境地]
『深い河』を読む 瀬戸内寂聴
最晩年の父---『深い河』執筆のころ 遠藤龍之介
最新作『深い河』---魂の問題---
対談=遠藤周作・加賀乙彦
[ルオーへの愛]
遠藤周作さんとルオー 鈴木治雄
[受賞]
▼第六章 コレクション
[コレクション]
[自筆画・色紙・扁額]
<インタビュー>
妻が語る夫・遠藤周作 遠藤順子 聞き手=山崎哲
<遠藤周作年譜>山根道公編
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