『アテンション・プリーズ! ―賢い子を育てる『耳ことば』―



外山滋比古 著
● 本体1300円+税
● 四六上製
● 2005年11月10日発行
●ISBN 4-86119-038-X C0095Y1300E

『絶対語感』で大反響の著者が新たに提案することばの教育。 お母さんが語りかける「耳ことば」によって頭のよい、聞き分けのよい子が育つ!
「文字」偏重から「聴覚」重視の教育へ大転換!!
注文する

 内容紹介
幼児期は耳のしつけに集中
 これまでは、目のことばのほうが、耳のことばより高級であるように思い込んできました。しかし、これは誤りです。まず、耳のことばをしっかり身につけたあとで、目のことばを覚えます。幼児期は耳のしつけに集中すべきです。
 これからの新しい子育ては、この耳のことばを先行させ、話しを聴く力をいかにして育てるかに重点をおかなくてはいけないでしょう。まちがっても、文字を早く教えれば、頭がよくなる、などと考えないことです。よく聴くことができれば、それだけで、知能はどんどん伸びます。
・・・(中略)・・・
この本は、聞き分けのよい、頭のよい子を育てるため、耳のことばはどのように教えていけばよいのか、具体的、実際的に説明いたしました。
(本書「あとがき」より)


 著者は「ことば」の先生としてよく知られているが、お茶の水女子大付属幼稚園長も務めた幼児教育の研究家でもある。
『わが子に伝える絶対語感』で大反響を呼んだが、新たに子供のためのことばの教育を提案する。
 お母さんが語りかける「耳ことば」によって、頭がよく、聞き分けのよい子が育つという。これまで日本の教育では「文字」を偏重してきたが、「聴覚」重視の教育への大転換が必要だと訴える。
 「耳ことば」の教育法を分かりやすく解説した実習ガイドブックでもある。

 著者紹介
外山滋比古 とやま・しげひこ
英文学者、評論家、文学博士。一九二三年、愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒業後、雑誌『英語青年』編集長を務める。お茶の水女子大学教授(うち五年間、お茶の水女子大学付属幼稚園長を兼ねる)、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、言語学、修辞学、教育論などの広範な研究と評論活動をつづけるとともに、幼児やこどもに対することばによる情操教育、知育の大切さを長年提言してきた。『わが子に伝える「絶対語感」』、『日本の文章』、『日本語の論理』、『ユーモアのレッスン』、『思考の整理学』ほか多数の著書がある。

■こちらからご注文下さい
タイトル
税抜価格
ご注文数
 アテンション・プリーズ!
  ―賢い子を育てる『耳ことば』―
1300円