『日本語への文士の心構え―すぐれた文章を書くために』



大久保房男 著
●本体1600円+税
● 2006年10月27日発売
●四六判 上製 196頁
●ISBN4-86119-067-3

 
作家や編集者には正しい日本語を守る責務がある――。

名編集長として出版界に知られてきた著者が文芸の世界に氾濫するおかしな文章や言葉遣いを指摘しつつ、かつて文士たちがいかに優れた文章を書くことに腐心してきたかを編集者の視点から綴った書。
 

 目次

第一章 日本語の乱れている現状
第二章 ある力によって変えられた日本語
第三章 なぜ日本語は乱れてきたのか
第四章 正しく、美しく、強い文章――文士はどういう努力をして来たか


 著者紹介

大久保房男(おおくぼふさお)
大正十年九月一日紀州熊野に生る。三重県立津中学より慶應義塾大学国文科に進み、折口信夫に師事。学徒出陣で海軍予備学生となり、敗戦により復学し、昭和二十一年九月卒業。同年十一月講談社に入社し、「群像」編集部に入る。三十年より四十一年まで同誌編集長。著書に小説『海のまつりごと』(藝術選奨文部大臣新人賞)『人間魚雷搭乗員募集』、エッセイ『文士と文壇』『文藝編集者はかく考える』『理想の文壇を』『文士とは』『文士のゴルフ』など。


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