■序章
■1章
ビジネスマン、僧侶となる(前林住期五十五歳〜六十歳)
禅と出会う
定年を前に「人生の生きがい」探し
第二の人生を決めた板橋老師との出会い
敵針から即批まで−大乗寺僧堂の一日
■2章
六十歳の修行僧が学んだこと(林住期1 六十歳〜六十五歳)
「いま」「ここ」「おのれ」を生きる
「捨てたつもりも捨てる」
野菜畑の「山河大地これ仏法なり」
不可能を可能にする大衆の威神力″
■3章
この世は諸行無常、だからこそ(林住期2 六十五歳〜七十歳)
心の余裕をもって生きるのが「余生」
『正法眼蔵随聞記』に学ぶ
初めての檀家参り
雨の日、雪の日、托鉢行に寄せる思い
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■4章
出会いが人生を変える(林住期3 七十歳〜七十五歳)
緑に結ばれて北陸の小さな寺へ
カンボジアの子らの輝く瞳(小学校贈呈式の二日)
人生二度なし、幸せを先送りするなかれ
一生を通じて人生の主人公たれ
■5章
一日一生、今を生きる(遊行期 七十五歳〜)
大事に過ごしたい「遊行期」
「地蔵院」住職を辞す
病に倒れた妻
生と死と、死に対する恐怖について
遊行期に活かす「般若心経」
■6章
遊行期もまた楽しからずや
積極的な生き方こそ心の余裕を生む
趣味も活動も「自利利他」の心で
前向きに一歩踏み出す覇気を養う
幸せの根源「いのち」を見つめて
■結びに |