『家族的経営の教え』


原邦生 著
● 本体1600円+税
● 四六上製
● 2006年1月21日発売
●ISBN 4-86119-048-7

「バレンタインデーを誕生させた男」の
経営手法が注目されている。

「家族的」「IT化」「少数精鋭主義」・・・。
二代目として創業の教えを引き継ぎ発展させた原社長の経営語録。
※品切れ重版未定

<編集長からのメッセージ>
写真家の海田悠さんから「江の島での撮影に同行しませんか」と誘われ、原社長にお目にかかった。礼儀正しく、シャイで、ちょっぴり悪童の面影を感じさせる魅力的な人だった。会社での社員との付き合い方がよく分かる気がする。ドライな経営を売りものにするIT企業の不祥事が世の中をさわがせているタイミングに刊行でき、間違いなく「家族的経営」は見直されるはずだと思った。
雑誌や新聞の書評は概ね、原社長のお人柄と考え方を好感してくれて、編集長名利に尽きる思いである。

アートデイズ 編集長 宮島正洋


 「原邦生・ミニ語録」より
●売上重視の経営は利益の増大を約束してくれない。安易なビジネスに陥り逆現象を生み出す。(1995年)
●「販売」とは、「感動」や「共感」という無形の財を創造する「生産的行為」である。(2002年)
●若い芽が育つのは、誉められ、励まされて誇りと気概が湧いてくるからだ。(2003年)
●グローバル・スタンダードという呪縛から解放されて「日本らしさ」を見直す時代。「和魂洋才」が21世紀のキーワード。(2004年)
●家庭は仕事の意欲と活力を生み出す源泉。「家族的経営」は、社員が自らの家族をたいせつにする想いの上に確立される。(2005年)

 著者紹介
原 邦生(はら くにお)
 1935年、東京生まれ。58年、青山学院大学卒業。同年、父堅太郎氏の創業した(株)メリーチョコレートカムパニーに入社。
 85年に専務取締役、86年、代表取締役社長に就任。「バレンタインデー」の生みの親であり、東京商工会議所企業の社会的責任(CSR)委員長。ITを生かした経営で7年連続の増収増益を実現。経済産業省の推進する「IT経営応援隊」会長。「感動の経営」(PHP研究所)「社長は親になれ」(日本実業出版社)ほか、著書多数 。