<編集長のメッセージ>
東本願寺第二十四世法主大谷光暢氏夫人で、香淳皇太后の実妹としても知られた大谷智子さんの歌集「白萩の道」が刊行されました。大谷智子前裏方は12歳のころから晩年まで、師について短歌を熱心に学ばれ、2000首を超える歌を遺されました。
その中から約800首を選び出し、@大正の少女時代 A結婚後終戦まで B戦後から熟年期 C晩年期、という四つの時代に分けて4章の構成としました。それぞれの章にその時代の思い出深い写真も収載しています。序文は裏千家前家元千玄室氏が執筆しています。
故人のご生誕100年を記念しての刊行となりました。
編集長 宮島正洋 |