『幕末歌集 ──志士たちの墓碑銘』



幕末歌集 ──志士たちの墓碑銘 ●島 政大
●本体1333円+税
●184頁 四六判ソフトカバー
●2012年6月発売
●ISBN 978-4-86119-195-4

丸山和也氏 推薦!
この度、島政大君の「幕末歌集」が出版されることになった。
幕末とはどのような時代であったかを知る手だてとして、
志士たちの遺した歌に斬り込んだ着眼点を高く評価したい。
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幕末という時代は何だったのか。それを知る最大の手がかりは、この時代を生きた人たちの心情に触れることだと思う。当時、漢詩を書くのは教養人で、和歌は寺小屋程度の教育を受けたものなら誰もが書けた。和歌の方が生活に密着した表現形式だったから、率直な気持ちを表現しやすかったはずである。 (本書 「序」 より)


 目 次


第一章 黒船来航
 狂歌/橋口壮介/孝明天皇/長野主膳/吉田松陰/頼三樹三郎/西郷隆盛/有村次左衛門  
 関鉄之助/和宮/長井雅楽/伊藤軍兵衛/佐久間象山
 コラム◇高須久子のこと

第二章 尊皇の火花
 森山新蔵/有馬新七/田中河内介/清河八郎/芹沢鴨/武市半平太/岡田以蔵/田内衛吉  
 平井収二郎/久坂玄瑞/真木和泉/姉小路公知/松平容保/錦小路頼徳/吉村虎太郎
 平野国臣/藤田小四郎/武田とき/河合伝十郎/望月亀弥太/吉田稔麿/来島又兵衛
 入江九一/国司信濃
 コラム◇田中河内介の怪

第三章 倒幕の風
 高杉晋作/野村望東尼/白石正一郎/赤根武人/畠山義成/河上彦斎/中西君尾  
 中岡慎太郎/坂本龍馬/伊東甲子太郎/徳川慶喜/落合ハナ/神保修理/山岡鉄舟
 コラム◇望東尼の下の句 ◇龍馬は時勢に疎かったのか

第四章 北の砲煙
 坂英力/山県有朋/林忠祟/津川喜代美/飯沼貞吉/西郷千恵子/西郷瀑布子・細布子  
 中野竹子/山本八重子/山川大蔵/楢山佐渡/中島三郎助/土方歳三/松平容保
 コラム◇白虎隊の混乱 ◇少年のプライド

あとがき

幕末は今、何を語るか   丸山和也



 著者プロフィール
島 政大(しま・まさひろ)
 詩人、文筆家。1972年7月11生まれ。18歳から詩を書き始める。高校卒業後、数年の引きこもりの後、フリーターとなって創作に専念。92年 光栄堯夫氏主宰『桜狩』に短歌を投稿。これが作品発表の始めとなる。94年 詩と短歌をまとめた作品集『傾いた空』(近代文芸社)自費出版。95年 文芸同人会『風雅中毒』を結成。04年 詩集『きみのお話』(ポプラ社)出版。07年 雑誌『月刊 ランティエ。』(角川春樹事務所)誌上「メール一行詩」に俳句を投稿。14回連続で特選。08年 角川春樹責任編集『河』に「一行詩一年生の勉強記」を14ヶ月に渡って連載。現在の職業は手技療法師。弁護士・参議院議員 丸山和也氏に師事。


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