『闘う読書日記』(サミズダットСАМИЗДАТ)



『闘う読書日記』(サミズダットСАМИЗДАТ) ●本体1800円+税
●2021年12月7日 初版第一刷発行
●ISBN978-4-86119-296-8 C0010

友人たちから天才とよばれた著者は、日記を残して
夭折した。そこには、膨大な量の読書と類まれな思索
の結果が記されていた。この著者が何者であるかを簡単
には断じられないが、その深い教養と社会変革への純粋
な志に読者は心打たれるだろう。
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 目 次

ロング・グッドバイ
   ~最後の《教養人》として生きた君へ    野尻 英一  
再会した君へ                  大岡 淳   


かみなつきに記す(一九九八年十月)
 足立巻一『やちまた』  
 ツバイク『人類の星の時間』  
 シュネェデルバッハ『ヘーゲル以降の歴史哲学』  
 セルゲイ=ドブラァトフ『わが家の人々』  
松下裕『評伝 中野重治』  
 ビクトル=セルジュ『一革命家の回想』  
 野崎昭夫ほか『露西亜学事始』  
ニコライ=バレンチノフ『知られざるレーニン』  
 菊池昌典『現代ソ連論』  
ブルゥノ=ヤセンスキィ『無関心な人々の共謀』  
 ブルガァコフ『犬の心臓』  

しもつきに記す(一九九八年十一月)
 イワン=アレクセェエビッチ=ブゥニン『アルセー二ェフの青春』  
 ドブロリュウボフ『オブロゥモフ主義とは何か』  
 菊池昌典『人間変革の論理と実験』  
 トロツキィ『レーニン』  
 パンテレイモン=ロマノフ『同志キスリャコフ』  
 松田道雄『革命と市民的自由』  
 アレクサンドル=ジノビエフ『余計者の告白』  
 亀山郁夫『破滅のマヤコフスキー』  
 ルイス=フィッシャア『レーニン』  
丸山真男・加藤周一『翻訳と日本の近代』  
 矢澤修次郎『アメリカ知識人の思想』  
 ダニエル=ベル『イデオロギーの終焉』  

あとがき ―「闘う読書日記」(САМИЗДАТ)について  佐藤幹夫・桂子  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・根本 円



 著者プロフィール

佐藤祐介(さとう ゆうすけ)
1970年8月24日 釧路で生まれる
1985年 明星高校入学
1989年 早稲田大学第一文学部哲学科入学
1993年 同大学中退
2010年 肺癌 見つかる
2011年 鹿児島オンコロジーセンターの治療で
    肺癌ならびに副腎癌寛解
2016年 沖縄に転地療養
2019年12月7日 死去


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