『霊仙三蔵 ウータンシャンに死す』



霊仙三蔵 ウータンシャンに死す ●水野清
●本体1800円+税
●272頁 四六判ハードカバー
●2020年12月17日発売
●ISBN978-4-86119-291-3

今こそ解き明かされる滋賀、近江の国に語り継がれてきた霊仙三蔵伝説が秘める謎! 最澄、空海に並ぶ高僧はなぜ中国で毒殺されたのか? 淳和天皇が五台山の霊仙に遣わした100キロの砂金はどこへ? さまざまな謎を秘めた伝説の遣唐僧・霊仙三蔵の愛と波乱の歴史ロマン!
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延暦二十三年(八〇四年)七月、最澄、空海、霊仙が乗った第18次遣唐 使船団が唐へ向け船出した。
最澄、空海は目的を達したとして、在唐二年 に満たずに帰国したが、霊仙は唐に残り、憲宗皇帝の寵愛を受けて 『大乗生心地観経』を翻訳した。
その功により、日本人で初めて三蔵法師 の地位を得たのだったが、その年の元旦の祝宴で、憲宗皇帝が寵愛していた宦官に暗殺さ れ、庇護者を失った霊仙の運命も急変する。
霊仙はやむなく、中国の聖地とされる五台山へ落ち延びるのだが・・・・・・


 目 次


蝶 柱 一

船 団

生 ま れ

女 部 落

直という女

唐大陸へ

長 安

薬子の変と嵯峨天皇

再 会

葬られた皇帝

怨 念

ウータンシャン(五台山)へ

届けられた黄金

蝶 柱 二 ・ 終 章


付記 霊仙三蔵とその顕彰活動 江竜喜之
  1、霊仙三蔵とその出身地
  2、霊仙三蔵顕彰の諸活動
  3、「霊仙三蔵顕彰の会」設立と諸活動
  4、霊仙山と松尾寺



 著者プロフィール

水野 清(みずの きよし)
1931年(昭和6年)東京生まれ。
立教大学文学部英米文学科に学ぶ。
日本映画テレビプロデューサー協会、功労会員。
劇場用劇映画制作、NHK・民放各社で海外ロケのドキュメンタリー番組制作。


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