『「美」のために生きて』



『「美」のために生きて』 ●発行 アートデイズ
●発売日 2022年3月14日
●ISBN 978-4-86119-298-2 C0034
●四六判 228頁 ソフトカバー
●定価 本体1,500円+税

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化粧品業界一筋に60年。
日米メーカーの幹部として、華やかに、そして
いつも前向きに生き切った見事なキャリア人生!


 目 次

第1章 戦前、戦中、戦後の混乱の中で――自立した女性になろう   
のんびりした小学生から、困窮生活に  
英語を武器にして働き始める   

第2章 マーロン・ブランドのこと――オスカー俳優からの手紙   
通訳の仕事でブランドと会う  
恋の打ち明け話の聞き手  

第3章 結婚とマックスファクター  
結婚して専業主婦となる   
仕事人生の始まり   
会社にとってどうでもいい存在にならないために   
私は幸運の女神の前髪をつかんだ!   

第4章 名門コティ――マーケティングを学ぶ   
コティで美容部門をマネージメント   
マーケティング部門を創る   

第5章 離婚、渡米、エスティローダー――人生の再スタート   
離婚を決意してアメリカへ   
シカゴのエスティローダーで働く   
販売現場は日々想定外の出来事   
日米の販売手法に大きな違い   

第6章 日本の資生堂を世界のSHISEIDOに   
資生堂アメリカへ、ときめきのマンハッタンへ   
美容部員の意識の高さに感服   
販売員研修で全米行脚   

第7章 全米初の販売プロ養成スクール設立――再婚と充実した日々   
シカゴで化粧品販売のプロを育てる   
「イメージコンサルタント」に意外な反響   

第8章 新天地レブロンジャパン――日本へ単身赴任   
レブロンからのオファー   
新天地レブロンでの挑戦   
美容部員と営業の連携強化   

第9章 イタリアの高級ブランドボルゲーゼ――日本で立ち上げに成功   
曲折があったボルゲーゼの立ち上げ   
私のスタイル、私のおしゃれ   

第10章 再びマックスファクター、そしてオルラーヌ   
オルラーヌの立ち上げに挑戦   
良い「引継ぎ」こそ、良い人間関係をつくる   
43歳、日本初の大手外資女性社長   

第11章 エル・インターナショナル――海外化粧品の専門商社設立  
オルラーヌが日本から撤退   
エル・インターナショナルが軌道に乗る   
ネイルケアのマヴァラとエステのジェナティック   

第12章 最後は業界のために働きたい   
日本輸入化粧品組合(協会)の理事長となる   
ニュービジネス協議会と産業人クラブ   
フランスから国家功労勲章を授かる   
人生の減速を始める   
それでも忙しい日々   

おわりに  宮島 正洋   



 監修者プロフィール

著者 レイコ・B・リスター
1934年東京生まれ。専門学校で英語力を磨き、モデル・女優業などを経て23歳でアメリカの軍人と結婚。26歳で翻訳スタッフとしてマックスファクターに入社した後、コティ、エスティローダー、レブロン、資生堂アメリカなどで幹部となり、43歳でオルラーヌ・ジャポン社長に就任。日本輸入化粧品協会理事長などを歴任。2002年フランス国家功労勲章「シュヴァリエ」受章。2021年2月、病没(86歳)。


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