第一章 2015年12月―2016年3月
引退後の生活に表れた夫の異変
食道がんステージ三の診断が下る
治療法を選択する決め手
今日一日を大切に
夫の認知症との付き合い方
どこまでも「夫の好きなように」
救急外来で入院を迫られる
ガールフレンドに連絡する
飲まず食わず状態が丸一日
痛みの訴えが始まる
ガールフレンドが通院の付き添いに
私自身も葛藤する日々
夫の姿が見えない
がんとの向き合い方
放射線治療が終了
第二章 2016年4月―2016年7月
友人のシャンソンを聴きに東京へ
通過障害が四日続く
初めての入院
暮らしの力強さを実感
死の宣告は医師の大事な役目
二度目の入院
禍福は糾える縄の如し
変わらぬ夫の決意
進行する夫の認知症
タイプの違う二人の認知症
痛みの対応に苦慮
散歩が新たな一番の趣味に
第三章 2016年8月―2016年11月
私は子供を抱えるシングルマザー?
夏のイベント目白押し
夫の「死にたい」発言
第三回「今生のお別れ会」
認知症の不安行動
食道患部の再発
あるがままに受け入れるとは
私の役目は「夫と共に生きる」こと
夫の穏やかな表情に救われる
介護・看護と仕事の両立を諦める
第四章 2016年12月―2017年2月10日
麻薬性鎮痛剤の使用が始まる
恐るべし、下剤効果
またしても通過障害
北風唸る寒風の中の散歩
泣いたり笑ったり
近しい人たちとの交流が続く
さらに進む認知症
いよいよ年の瀬
最後の40日
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