『ボケてもがんでも死ぬまで我が家』〜夫のがん発覚から看取りまでの一年二か月の記録〜



『ボケてもがんでも死ぬまで我が家』〜夫のがん発覚から看取りまでの一年二か月の記録〜 ●発行 アートデイズ
●発売日 2022年2月24日
●ISBN 978-4-86119-297-5 C0095
●四六判 324頁 ソフトカバー
●定価 本体1,600円+税

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医師の夫が認知症に。そして80歳で末期がんが見つかった。
「一切の延命処置はしない」「最期まで自宅」という夫の思いを叶えるため、
妻である著者は知恵を絞り、あの手この手で介護と看護に奮闘する。
最期まで明るい気持ちを失わず…


 目 次

第一章 2015年12月―2016年3月   
引退後の生活に表れた夫の異変   
食道がんステージ三の診断が下る   
治療法を選択する決め手   
今日一日を大切に   
夫の認知症との付き合い方   
どこまでも「夫の好きなように」   
救急外来で入院を迫られる   
ガールフレンドに連絡する   
飲まず食わず状態が丸一日   
痛みの訴えが始まる   
ガールフレンドが通院の付き添いに   
私自身も葛藤する日々   
夫の姿が見えない   
がんとの向き合い方    
放射線治療が終了   

第二章 2016年4月―2016年7月  
友人のシャンソンを聴きに東京へ   
通過障害が四日続く   
初めての入院   
暮らしの力強さを実感   
死の宣告は医師の大事な役目   
二度目の入院   
禍福は糾える縄の如し   
変わらぬ夫の決意   
進行する夫の認知症   
タイプの違う二人の認知症   
痛みの対応に苦慮   
散歩が新たな一番の趣味に   

第三章 2016年8月―2016年11月   
私は子供を抱えるシングルマザー?   
夏のイベント目白押し   
夫の「死にたい」発言   
第三回「今生のお別れ会」   
認知症の不安行動   
食道患部の再発   
あるがままに受け入れるとは   
私の役目は「夫と共に生きる」こと   
夫の穏やかな表情に救われる   
介護・看護と仕事の両立を諦める   

第四章 2016年12月―2017年2月10日   
麻薬性鎮痛剤の使用が始まる   
恐るべし、下剤効果   
またしても通過障害   
北風唸る寒風の中の散歩   
泣いたり笑ったり   
近しい人たちとの交流が続く   
さらに進む認知症   
いよいよ年の瀬   
最後の40日   



 監修者プロフィール

著者 田中 奈保美
1950年生まれ。女性誌をはじめ、新聞、PR誌で人物インタビュー、旅行、外食、医療などの分野で幅広く執筆。著書に「患者は泣き寝入りするものか」「更年期無気力シンドローム」(以上、主婦の友社)、「転機は勝機」(日経BP社)、「おひとりさまの更年期」(主婦の友文庫)などがある。2010年に「枯れるように死にたい」(新潮社)を出版後は〈高齢者の看取りと死〉をテーマに講演活動も行っている。


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