『こどものための夏の夜のゆめ』


ロイス・バーデット 著 Lois Burdett
鈴木扶佐子 訳
●本体1714円+税
●B5判 72頁
●ISBN978-4-86119-085-8

天才シェイクスピアの傑作を 子供のために書き直し、世界中で絶賛された バーデット先生の労作シリーズを翻訳刊行

夢に操られた人々がつくり出す華麗なファンタジー。

 作品紹介
 『夏の夜のゆめ』は貴族の結婚を祝う余興のために書かれた戯曲と言われています。
  舞台はギリシャのアテネ。題名のMidsummer(ミッドサマー)とは夏至のころをさします。
 夏至も近いアテネの町では、まもなく公爵の結婚式が行われようとしています。折しも、貴族の若い男女四人が恋愛騒動を引き起こし周囲の者を悩ませています。同じ頃、アテネの森では職人たちが婚礼祝いの余興の準備に余念がありません。さらに深い森の中では、妖精の国王が夫婦喧嘩の真っ最中です。
  貴族、職人、妖精の三つの世界は、花の絞り汁がもたらす夢に操られ互いに交錯します。恋におちたり心変わりしたりの大狂騒の末に、ふたたび夢の力が作用して物語は大団円を迎えます。
 『夏の夜のゆめ』は全編に陽気な気分が溢れた華麗なファンタジーです。


 本文紹介



 著者紹介
ロイス・バーデットLois Burdett
「シェイクスピアって知ってる?」  ロイス・バーデット女史はカナダ、オンタリオ州ストラットフォードの小学生たちに、20年前からこの問いを発しつづけている。この質問を契機に、7歳以上の生徒たちがシェイクスピアさがしの旅に誘(いざな)われ、やがて彼らの心の中にこの中世の大劇作家がいきいきとよみがえる。
 幼い子供たちをシェイクスピアの世界に導くバーデット女史の試みは、みごと成功をおさめ、国際的にも高い評価を得ている。その著作と教師対象のワークショップは、世界中の父兄、教育関係者そして一般のシェイクスピア・ファンに大反響を呼びおこした。全米英語教師協会The American National Council of Teachers of English、国際読書協会The International Reading Associationも女史の活動に大いに注目している。その業績により、カナダ殊勲賞Meritorious Service Medal、ブリタニカ百科事典全米幼児教育賞Encyclopaedia Britannica’s National Award for Early Childhood Educationなど数々の賞に輝いている。

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