講師紹介 |
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松原泰道(まつばら たいどう)
1907年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。岐阜瑞龍寺で修行。臨済宗妙心寺派教学部長を務める。1972年に出版した『般若心経入門』(祥伝社)は記録的ベストセラーとなり、第一次仏教書ブームを作った。仏教伝道文化賞や禅文化賞を受賞。宗派を超えた仏教者の集い「南無の会」会長を長く務めた。2009年遷化。 |
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奈良康明(なら やすあき)
1929年千葉県生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文科卒業。同大学修士課程修了。1961年より駒澤大学講師、のち同大学助教授を経て教授。1994年同大学学長、2003年同大学総長。 現在、駒澤大学名誉教授。著書『釈尊との対話』(日本放送出版協会)『仏教と人間』(東京書籍)など。 |
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瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
1922年徳島県生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。結婚して中国に渡り、戦後の引き揚げの後文筆活動に入る。1957年『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞を受賞。1973年、平泉中尊寺で剃髪、法名を寂聴とする。著書『かの子繚乱』(講談社)『現代語訳源氏物語』(講談社)など。 |
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西村惠信(にしむら えしん)
1933年滋賀県生まれ。花園大学仏教学部卒業、京都大学大学院修士・博士課程修了。南禅寺僧堂柴山全慶老師に参禅。花園大学教授、同大学学長、禅文化研究所所長などを歴任。現在、花園大学名誉教授。著書『己事究明の思想と方法』(法蔵館)『鈴木大拙の原風景』(大蔵出版)など。 |
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酒井雄哉(さかい ゆうさい)
天台宗大阿闍梨。1926年大阪府生まれ。予科練へ志願し特攻隊になるが出陣の機会はなかった。戦後種々の仕事に就くが失敗。新婚の妻の自殺を機に出家、比叡山にて得度。常行三昧などの修行の後、千日回峯行に挑み、1987年には2回目を満行。1990年、12年籠山満行。2013年遷化。
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西村公朝(にしむら こうちょう)
1915年大阪府生まれ。東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科卒業。東京芸術大学教授の傍ら、美術院国宝修理所長を永く務め、多くの仏像修理に携わる。1952年得度。1986年天台大仏師法印号を授かる。同年より東京芸術大学名誉教授。著書『仏像の再発見』(吉川弘文館)『やさしい仏像の見方』(新潮社)など。2003年遷化。 |
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