CD版 『古事記』の読み方



●講師 上田正昭
●本体10000円+税
CD4本+解説・史料(32頁冊子)】

日本最古の歴史書『古事記』とはどんな書物か?その成り立ちや特色など、『古事記』入門編を、歴史学界の重鎮、上田正昭京都大学名誉教授が4時間にわたって講議したCD集。(全4巻)

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セット

 収録内容

 第1巻 『古事記』の成り立ち(1)---偽書説への反証(53分)
 第2巻 『古事記』の成り立ち(2)---拠り所は古来の伝承(57分)
 第3巻 『古事記』の特色(1)---天皇家の書として(56分)
 第4巻 『古事記』の特色(2)---豊かな文学性(59分)

 『古事記』は日本の白眉

『古事記の世界には古代日本の歴史と文学の原像が、その伝承に息づいています。口から耳へ耳から口へと語り伝えられた口頭伝承は、文学化され、筆録化されて、やがて変貌してゆきますが、『古事記』には、その原伝承がなお生きています。『古事記』は必読すべき日本の古典のなかの古典といってよいでしょう。(上田正昭)


 講師紹介
上田 正昭(うえだまさあき)
1927年、兵庫県生まれ。歴史学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部卒業。京都大学教授、大阪女子大学学長などを歴任。アジア史学会会長。2000年、南方熊楠賞受賞。日本古代史を中心に神話学、民俗学なども視野に入れ、広く東アジア的視点から歴史を究明する。主な著書に『日本神話』、(岩波書店/毎日出版文化賞)、『古代伝承史の研究』(壇書房/江馬賞)、『上田正昭著作集』(角川書店)他多数。


 上田正昭CD