『親鸞の浄土』



山折哲雄 著
●本体1600円+税
● 200頁 四六版ハードカバー
● 2007年7月発行
●ISBN 978-4-86119-097-1

独創的視点から親鸞の人間像とその浄土思想に新たな光をあてた書。著者による親鸞解釈の集大成!!

 著者「あとがき」より
 親鸞は晩年になって、自分の最期をどのような形で迎えようと考えていたのだろうか。かれの起伏に富む 人生の跡は、もしかするとその浄土観の変遷の中にこそ鮮やかな形でにじみ出ているのではないか、といつしか 思索するようになっていたのである。
 いささか理屈っぽくいえば、西方十万億土浄土、海上浄土、そして山中浄土というトライアングルをめぐって 展開していったと思われる親鸞における生と死の問題、といってもいいだろう。本書を構想する上で、 いつも念頭にあった主題である。


 著者プロフィール
山折 哲雄 (やまおりてつお)
昭和6年サンフランシスコ生まれ。父は浄土真宗の海外布教師。東北大学印度哲学科卒業。同大助教授を経て 国立歴史民俗博物館教授、白鳳女子短期大学学長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。 若い頃、鈴木(大拙)学術財団や春秋社での編集者の経験があり、その経験によるものか、むずかしいテーマ を分かりやすく、かつ独特な視点から論じて読者を飽かさないユニークな宗教学者。専門の宗教学、思想史の ほか、西行などの文学的テーマから美空ひばりまで、その関心とフィールドの広さは定評がある。『人間蓮如』 『悪と往生』『ブッダは、なぜ子を捨てたか』など、著書は100冊を超える。

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