■第一巻 禅ともののあわれ (63分) 1982年収録
禅は、文学、美術、茶道など日本文化に大きな影響を与えてきた。日本文化を貫く重要な理念である「もののあわれ」と禅の考えとは?禅的生き方とは?芭蕉、利休等の作品や有名な禅者たちの生き方を通して語っている。
■第二巻 『法華経』に聞く (74分) 1984年収録
古来より宗派を超えて読みつがれてきた代表的なお経「法華経」。このお経を理解するポイントとなる「諸法実相」などの言葉について、松原師らしい例え話を多用しながら、分かりやすく解説している。
■第三巻 『華厳経』の世界観 (73分) 1984年収録
東大寺の仏像が象徴しているのが「華厳経」の教え。その教えの中心をなす、「一即一切、一切即一」という考えをやさしく解説し、「華厳経」の世界観を導き出していく。
■第四巻 釈尊最初の説法『四諦・八正道』(76分) 2000年収録
仏教語の「諦らめる」は、断念する意味ではなく、原因を明らかにすること。つまり「四諦」とは四つの真理。「八正道」は八項目の正しい実践徳目。松原師が釈迦の処女説法を解説する。
■第五巻 般若心経のこころ (74分) 2000年収録
「空」の思想を二百六十二字の簡潔な形で表現した「般若心経」。沢庵和尚など先達の禅者の言葉を紹介しながら「般若心経のこころ」を解説する。
■第六巻 道元禅師に学ぶ (67分) 2000年収録
曹洞宗の開祖道元は、若き日に留学先の中国で老典座から、炊事や掃除も仏道の実践に他ならないことや、「他は是れ吾にあらず」との教えを学ぶ。道元が中国で学んだ禅の精神とはいかなるものか。そして現代人はそこからなにを学ぶべきか、というテーマで思い深く語ります。
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